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01-05 ホウレンソウへの応用。Prompt Craft を対人コミュニケーション(報告・連絡・相談)に応用する。
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Prompt Craft を対人コミュニケーション(報告・連絡・相談)に応用する演習です。
所要時間: 約 30 分
前提: /learn-pc-review 完了推奨(必修ではない)
スキル対応: Prompt Craft(指示の構造化)
「Prompt Craft は AI への指示だけでなく、
人間へのコミュニケーションにも応用できます。
Shopify CEO Tobi Lütke の言葉:
『AI に完全なコンテキストを提供することを強いられることで、
自分は CEO としてのコミュニケーションが上手くなった。』
AI に伝わる指示は、人間にも伝わります。
この演習では、報告・連絡・相談(ホウレンソウ)に
Prompt Craft を応用します。」
「まず、2 つの報告例を比較してみましょう。」
すみません、例の件なんですが、うまくいかなくて... ちょっと遅れそうです。どうしましょう?
「この報告の問題点は何ですか?」
受講者の回答を待ってからフィードバック:
## 状況
タスク #42 の API 実装で、外部サービス(Stripe API)のレート制限に
当たり、バッチ処理が想定の 3 倍の時間がかかっています。
## 影響
当初の完了予定(金曜日)に対して、1 営業日の遅延見込みです。
他タスクへの依存はありません。
## 対応案
A. リトライ間隔を調整して現行方式で対応(+1日)
B. Stripe の Bulk API に切り替え(+0.5日、ただし追加調査が必要)
## 相談事項
B案の方が早そうですが、Bulk API は本番未検証です。どちらで進めますか?
「この報告が優れている点は何ですか?
(Stripe を知らなくても大丈夫です。内容ではなく構造に注目してください)」
受講者の回答を待ってからまとめ:
注意(ファシリテーター向け): 業務経験が豊富な受講者には、悪い例の問題点指摘を省略し、良い例のフレームワーク解説(状況・影響・対応案・相談事項の4要素)から直接始めてよい。
「以下のシナリオから 1 つ選び、PM(またはチームリーダー)への
Slack メッセージとして「良い報告」を書いてみてください。
A. 担当タスクが遅延しそうなとき
前提: あなたは商品検索 API の実装を担当している。
結合テストで外部 API のタイムアウトが頻発し、
原因調査に想定外の時間がかかっている。
B. 技術選定で迷っているとき
前提: 新機能のファイルアップロード機能を実装予定。
S3 直接アップロードと自前サーバー経由の 2 案があり、
コストとセキュリティ要件のトレードオフで判断がつかない。
C. バグを発見したとき
前提: 別タスクの作業中に、ユーザー一覧画面で
ページネーションが 2 ページ目以降で同じデータを返す
バグに気づいた。本番環境でも再現する。
(実際の業務経験があれば、上記の前提を自分の題材に置き換えて構いません)」
受講者が書いた報告を以下の観点で評価:
| 観点 | チェック内容 | ○(優) | △(可) | ×(不足) | | ----------------- | -------------------------------------------------- | ---------------------------- | ------------------------------- | ------------------ | | 状況(What) | 何が起きているかが具体的か | 具体的な数値・事実あり | 定性的だが方向性はある | 情報なし/曖昧 | | 影響(Impact) | 影響範囲・程度が定量的か | 期限・件数など定量的 | 影響ありと言及しているが曖昧 | 言及なし | | 対応案(Options) | 選択肢が複数あるか、トレードオフが明記されているか | 複数案+各案のメリデメあり | 1案のみ、またはトレードオフなし | 丸投げ/案なし | | 相談事項(Ask) | 相手に何を判断してほしいかが明確か | 判断ポイントが明示されている | 質問はあるが焦点がぼやけている | 「どうしましょう」 |
フィードバック後、改善版を一緒に作成する。
「気づきましたか?
良い報告の構造は、ProjSight で日常的に使う思考パターンと同じです:
| ホウレンソウの要素 | ProjSight での同じ思考パターン |
|------------------------|---------------------------------------------------------|
| 状況(What) | タスク description / Issue description — 事実を構造化する |
| 影響(Impact) | Risk の impact / Issue の severity — 影響を定量化する |
| 対応案(Options) | 選択肢を構造化して提示する習慣 → DR でも同じ |
| 相談事項(Ask) | Question — 判断ポイントを明示する |
| 連絡(周知・共有) | upsert_task の notes / Webhook 通知 — 関係者に状況を届ける|
AI への指示を構造化する力は、
そのまま人間へのコミュニケーション力です。
逆に言えば、ProjSight を日常的に使うことで、
報告・連絡・相談の構造化スキルも自然に磨かれます。」
「🎉 Prompt Craft セクション全 5 演習を完了しました!
このセクションで学んだこと:
1. 曖昧な指示 vs 構造化された指示の効果の差(/learn-pc-compare)
2. 悪いタスク記述を改善するパターン(/learn-pc-rewrite)
3. ゼロからタスク記述を書く力(/learn-pc-write)
4. 他者の記述にフィードバックを出す力(/learn-pc-review)
5. Prompt Craft の対人コミュニケーションへの応用(この演習)
Prompt Craft は AI 時代のエンジニアにとって最も基礎的なスキルです。
「明確で構造化された指示」は、AI にも人間にも同じように効果を発揮します。
/learn を実行して、全体の進捗を確認してみてください。」
tools
タスクを作成・紐づけ・開始する。コーディング前に必ずこのコマンドを実行すること。
data-ai
AI ガイド付きリスクアセスメント。未対応リスクを1件ずつレビューし、選択肢・推奨・具体的対応内容を提示する。
tools
タスク記述の品質をレビューし、改善提案を出す。学習・本番共用の汎用スキル。
testing
DR(Decision Record)の品質をレビューし、改善提案を出す。学習・本番共用の汎用スキル。